have fun6


元気の出るイエローのミモザを使用したアレンジです♪【あす楽対応】ミモザのアレンジ【インテリアフラワー】【アートフラワ(高級造花)アレンジメント】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_メッセ入力】

オレンジ・ブラッサム・カクテル&ブルー・ムーン・カクテル

そのバーのカウンターの中には、だいたいいつも3人のバーテンダーがいた
古参のバーテンが一人、女性バーテンダーが一人、そしてまだ若いバーテンがそれぞれの守備範囲をまわしていた
・・・・
時折4人になることがあった


少し気になるのだが・・・いつもの3人は4人目のスタッフの存在について・・・
知らないふしがあるのだ・・・・・

ローテーション表にも入っていないのだ・・・・

詳しいことは、知らないほうがよいのかもしれない。


そんな4人目のバーテンダーがいる日の事
彼はカウンターの中で片付け物をしていた

ふと 手を止めた

すると空いている席の前に立ち、ショートグラスを置いた。
慣れた手つきでシェイクを始めた

動き自体に何か意味を持つような、とてもしなやかな動きである
一人の客が入ってきた

意気消沈した、なんともさえない男である
苦虫をかみつぶしたような・・・・
『ショボイ』という表現がぴったりの客だった。

よりによって・・・ いや、必然のように
かのバーテンダーの前に腰を下ろした


「どうぞ」
「?」
客は当惑した

「今は辛いでしょうが、悪い事ではありません。導きです」

もし客の頭の中で渦巻く苦悩が垣間見えたら、ここで客が激怒してもしかたないと思うだろう 
その客にとってはそんな一言だったのだ

「あなたの胸に飾られている、萎んだオレンジの花へ」
そう言って、グラスを少しだけ近づけた


客の目は、バーテンダーを見据えた
しかし表情は不安でいっぱいで、反発する力はなかった

見えない力に促されるように、グラスから香りをほおばった

その客は、最良の日に最も大事なパートナーを失っていた・・・それも不慮の事故で
3年前の今日だった


香りが客を包み込んだ

体の中から青白い靄(もや)が湧き出て螺旋にまとわりついた

それも少しずつ体から離れ、オレンジの香りと供に天井に吸い込まれるように昇っていった

この光景を目にしたのは、4人目のバーテンダーだけだった


客はグラスを乾した
目に少し輝きが見える
呼吸も強くなった
眉間の深いシワもなくなっている

客は席を離れ、バーテンを見た

一瞬だけ目を合わせたバーテンは、かすかに微笑んでいた

客は代金を払わず外に出た
それを引き止めるものは誰もいない
かのバーテンダーは客からオーダーをとらない
だから支払いも必要ない
勿論、バーテンダーに報酬はない

繰り返すようだが、ローテーション表にも載っていないスタッフなのだ



もしも、あなたがバーへ行き、オーダーもしていないのにグラスが出てきたときは、このバーテンダーかもしれません
もし、そうでないとしたら、
ミスサービスです、お飲みになったら代金は必要となりますので、お支払いください
 
 
 
そうそう、かのバーテンダーはカウンターを離れる前に、もう一つグラスを作った。
そして、一言つぶやいてカウンターの奥に引っ込んでいった。





「彼はまだ 連れていけない。 それはできない相談だ」


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