have fun 85

マンハッタンが紡ぐ赤い糸


友人と別れ、アパートのある駅に着いた
エキナカのコーヒーショップで温かいコーヒーを飲んでいた


期待していたメールがノックした



「久々のご来店ありがとうございます
結構飲んだね^^大丈夫?
楽しそうたったね
カウンターの中から見える横顔に話しかけたいのを我慢してたよ
あの頃を思い出してた

時間の必要なお客様がお見えにならない限り
今いるお客様がお帰りになったら閉めるから
閉めたらメールして
掃除と明日の準備を完璧にやる
終わったらまたメールするよ

もし返事が返ってきたら鎧を脱ぎ捨てて、香りを追っかける」






「今、駅で一人コーヒーを飲んでいます

時間の必要なお客様に、意地悪な気持ちを抑えるのが難しいです
お買い物をして帰ります」







お付き合いが難しいのは覚悟の上
一人では行かない約束
ただ鎧の内側は私だけが知っている
「信頼」し続ける事が出来るかどうかは、私自身との戦い

美味しい煮付けが出来るかどうかは、時間との戦い




「すみませーん この赤魚、煮付けにしたいんで開いてください  ん~頭と中骨もくださあい」


ヒールの足音よりも早く歩きたかった
『ワープでも転送でもいい 加速装置でもいいから 欲しいぃ』


時間の必要なお客様は わ た し だけだと い い の に   

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