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ソウル・キッス・カクテル


金曜日の夜の3ページあたりに千歳空港に降りた

小樽駅に向かう

一旦、札幌駅で降り、15分間の待ち時間にステーションモールで買い物をした

方向音痴にとって奇跡にすがる大作戦だった

電車がホームに滑り込んで来た時、汗を拭をふきながら向かいのホームにいた
見送るのは何としても避けたかった
全速力で走り込み、乗客の奇異な視線を勲章のつもりで、荒い息をしながらニヤついた

『やればできるのね』
いたづらっぽい笑顔が浮かんだ

なんとか予定通りに小樽駅に降りた

そこから地図の記憶を頼りに日産のレンタカーステーションまで歩く
既に予約しておいたレンタカーのイグニッションキーをそっと入れる
レンタカーとしては珍しい赤いGT-Rだ
アイドリングバイブレーションを感じながらメールを飛ばした

返事を待つつもりはなかった
三角市場を横目に左折してルート5にのった

天狗山へ向かう

そこに人を待たせてあった

頂上へ続く一本の上り坂の下
空気が紺色になり始めている


実は伝え方が悪く、彼女を昨日から小樽で待たせていた
羽田から搭乗する前に機嫌をうかがった

『観光スポットは一人で観ておきます。 もしつまらない思いをさせたら本当に怒りますからね。それと・・・』と
いつもの綺麗な声で言った

『かなり機嫌が悪い』
そう思いながらも
水族館と天狗山には行ってくれるなと頼んだ

この赤いGTーRも彼女のリクエストだ
罰ゲームの気恥かしさ
『真昼でなくて助かった・・・・』

間もなくこちらに背を向ける彼女の姿を捉えた
そっと車を近づけ、車を降りパートナーズシートのドアを開けた

「お待たせいたしました」
「そうねずいぶんと待ったわ」

彼女がポジションを決めたのを確認して、そっとドアを閉めた
ドライバズシートに体をあずけドアを閉めた

パートナーズシートには満面の笑みをたたえた彼女の笑顔があった
「ごめん」
「平気だったの 一度ご挨拶に行きたいと思っていたところへも行けたし、好きなだけ飲めたから 久々にお昼寝もしたのよ 」
「でも、これからつまんなくしたら、また怒る」
とんがった口元に笑った目がチャーミングだった
藤田瞳子なみの美人なのだ



天狗山への斜面はかなりきついがGT-Rは平地をクルージングするのと何ら変わらない表情で駐車スペースに滑り込んでいった

そこにはガラス工房がある

運河沿いはツアー客が多く、タイミングが悪いと、一気に40歳くらい老けこんだ気分になる

アルファチケットというのを購入した

炉のすぐ近くで制作の様子を見ることができる
そして皿か単調なグラスを作らせてくれるのだ
「じゃグラスとお皿」
「グラスが二つじゃないのか?」
彼女は、あかんべーをした

ムリをいってワイングラスに似た形にしてもらった
作らせてくれるといってもガラス棒の最初の一吹きと
濡れた新聞紙を皿の底にあてるだけだが・・・

だが、その分できあがりは、それなり整ったものになる
1週間後届けてくれるという

二人は工房の外にあるカフェに座った
若いガラス職人たちの創作品がそこかしこに展示されている
彼女の背後を指さしながら
「炉が開くたびに反射して綺麗だ」
彼女は振りかえり
「ほんと・・・・」
彼女は飲んでいたアイスコーヒーをこっちへ押し出した

席を替って欲しいのだと思い立ち上がろうとした
「そこにいて、私が行くから」
そう言って、椅子をずらし左側に座った


並んでガラスたちの輝きを見ていた
さっきの若いガラス職人
そうだ、彼女がワイングラスのようにして欲しいとだだを捏ねた相手だ
彼はこちらにむけて両手でハートマークをつくった
彼女も気が付き、ピースサインで応えた

そして、左肩に体重をあずけてきた

しばらくそのまま眺めたころ
彼女の手が私の手に伸びて時計をはずした
時計を右手に付け替えてから
左手をからめた
「今日のところは合格だろ?」
「さあ どうかしら、それに今日はまだ十分に残っているわよ」







翌朝、
「もー 子供みたい」
と笑われながら、イルカショーの水しぶきをあびて悲鳴をあげた

その日の夜は少し札幌方向へ戻り、R393を倶知安まで走り温泉につかった

翌朝早く今度は倶知安峠のあるR5に乗り換えて仁木を抜け海岸沿いを走った

車は空港でタイムアップできるようなシステムになっている
海岸沿いから空港までの高速は彼女がハンドルを握った
「余裕ジャン」
そう言って彼女は笑った


ややひきつり気味を自覚しながらそれに応えた


それでもゆっくり食事をする時間はなく、搭乗口で軽食をつまむことにした
彼女は、サッポロクラッシックを3カートン、配送伝票に記入しながら
「住所どこにしよう」
「はいはい オイラが届ければいいのね」
「まあ お利口ね」
そういってペンを差し出した
勿論とびきりの笑顔はオマケしてくれた



他のお土産は来たときに既に済ませてあり今日あたり届くはずだ
彼女は、その辺の心配りに手抜かりはない
勿論、飛行機の中で彼女のメールを見ながら住所を書いて、それを握りしめステーションモールに飛び込んだのは私だが・・・・
 
 
 
 
1週間後呼び出しがかかった



食卓にガラスの皿が2枚
サケのマリネとまだ音の聞こえるホタテのバターソテーが2本のグラスと並んで迎えてくれた
気泡の入った青い皿に、同じく気泡の入った透明なグラスだ
「?」


彼女が口を開いた
「ごめんなさい ご挨拶にいったところのオーナーが是非行くといいって・・・こうして食べてみたかったの」
「・・・・・」




心のままに、思い切りデレッとした




心のままにした



              
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